徳島陸上競技協会、日本大学バド部、初合宿で奄美入り

2018年02月09日

スポーツ

初の奄美合宿で来島した徳島陸上競技協会(上)と、日本大学バドミントン部のスタッフと選手=8日、奄美空港

初の奄美合宿で来島した徳島陸上競技協会(上)と、日本大学バドミントン部のスタッフと選手=8日、奄美空港

 徳島陸上競技協会(徳島県)と日本大学バドミントン部は8日、合宿のため空路、奄美大島入りした。奄美市笠利町の奄美空港で奄美スポーツ協会(森山直樹会長)ら関係者が歓迎した。選手たちは今後、奄美市内の運動施設などでトレーニングに励む。両団体とも奄美合宿は初めて。

 

 徳島陸上競技協会は円盤投げの林英司専任コーチと中田恵莉子選手(四国大職員)、幸長慎一選手(四国大2年)、髙木智帆選手(鳴門渦潮高3年)の計4人が来島した。

 中田選手は2017年アジア陸上選手権大会の日本代表、徳島県の「目指せ!オリンピック・選手育成事業」の認定選手に選ばれている。

 

 3人ともにインターハイやインカレなど各年代の全国大会で優勝経験がある国内トップレベルの実力者。11日まで奄美市笠利町の太陽が丘総合運動公園などで冬季トレーニングの最終調整を行う。

 林コーチは「奄美大島は全国からスポーツ合宿が多いので、練習に集中できる環境だと期待している。来島したのは東京オリンピックを目指す選手たち。合宿でしっかり投げ込んで、今年のさまざまな大会へ向け調整したい」と語った。

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 日本大学バドミントン部(柳谷辰哉監督)は、スタッフと選手合わせて14人が来島した。同部は17年の関東大学秋季リーグ2部で優勝、入れ替え戦で1部入りを逃した。合宿は14日まで奄美市の名瀬総合体育館などで行われ、基礎トレーニングを中心に練習する。10日は奄美大島の中学生から一般プレーヤーを対象にした講習会、10~12日は鹿児島女子高校バドミントン部との合同練習も行う。

 

 柳谷監督は「奄美は施設が充実している。合宿を通して新チームの体力づくりを図りたい。今年は関東リーグ1部入りを目指す」と述べた。SP奄美合宿で来島・②日本大学バドミントン部180228蘇