日本実業団女子長距離選手ら徳之島で走り込み

2018年01月18日

スポーツ

合宿で来島した日本実業団女子長距離関係者を代表し歓迎の花束を受け取った永山監督=17日、天城町の徳之島空港

合宿で来島した日本実業団女子長距離関係者を代表し歓迎の花束を受け取った永山監督=17日、天城町の徳之島空港

 日本実業団陸上競技連合の女子長距離選手20人とスタッフ15人が17日、冬季強化合宿のため空路徳之島入りした。天城町の徳之島空港ロビーでは、天城町の関係者らが歓迎した。選手たちは26日まで天城町のクロスカントリーパークや尚子ロードなどで走り込み、チームの垣根を越えて日本女子長距離界の競技力向上を目指す。

 

 来島したのは、リオ五輪陸上女子5千㍍で決勝進出を果たした上原美幸(第一生命)ら強豪12チームの選手、監督ら。日本実業団陸上競技連合理事で大塚製薬の河野匡監督の推薦があり、5年ぶり9回目の徳之島合宿が実現した。

 

 セレモニーで、大久幸助天城町長は「5年前にはなかった全天候型の陸上競技場を整備した。体を鍛えて頑張っていただきたい」と激励。タンカンジュースや黒糖など特産品を贈呈して歓迎した。

 

 選手団を統括するワコールの永山忠幸監督は「日本女子長距離会の選手が2020年の東京五輪に出場できるよう、初心に戻って頑張りたい」と意欲を語った。

 

 19日に第2陣、20日に第3陣が徳之島入りし、計47人で合宿に励む。17日は選手団のほか、パナソニック、積水化学の選手5人も合宿で来島した。