最後の合同練習で40キロ走/奄美大島で実業団陸上連

2018年01月16日

スポーツ

40キロ走に汗を流す選手たち=15日、奄美市名瀬西仲勝

40キロ走に汗を流す選手たち=15日、奄美市名瀬西仲勝

 奄美大島で合宿中の日本実業団陸上競技連合の長距離選手25人は15日、奄美市名瀬の大川小中学校近くを発着点に40キロを走りこみ、合同練習を終えた。選手たちはこの間、21日の全国都道府県対抗男子駅伝競走大会や東京マラソン(2月)、琵琶湖毎日マラソン(3月)に向けて練習を積んだ。スタッフは奄美合宿の練習環境と住民の支援に感謝するとともに、「大会では上位入賞を目指したい」と話した。

 

 合宿に参加したのは、今年のニューイヤー駅伝にも出場した市田孝選手(旭化成)など将来を期待される選手ら。酒井勝充強化委員長(コニカミノルタ総監督)や宗猛マラソンブロック長(旭化成総監督)などスタッフ12人と共に7日に来島し、龍郷町と奄美市を拠点に毎朝の15キロ走をはじめ、30キロ、40キロ、20キロインターバル走などのメニューを精力的こなしてきた。

 

 合宿に参加したYKK陸上部の及川佑太選手(25)は「いい合宿ができた。都道府県駅伝大会では富山県代表として出場する。合宿の成果を発揮したい」と目標を語った。

 選手たちは16日の午前中まで、15キロ走に取り組み、各チームの拠点に戻る。