水泳全国学生選抜が奄美初合宿

2018年09月20日

スポーツ

奄美大島入した全国学生選抜の選手、スタッフら=19日、奄美市の名瀬運動公園屋外プール

奄美大島入した全国学生選抜の選手、スタッフら=19日、奄美市の名瀬運動公園屋外プール

 日本水泳連盟学生委員会(八塚明憲委員長)主催の全国学生選抜合宿が19日、奄美市で始まった。全国22大学から選手、スタッフら約70人が来島。拠点となる名瀬運動公園屋外プールで、奄美スポーツアイランド協会の関係者らが歓迎セレモニーを行った。

 

 水泳の学生選抜合宿は奄美では初めて。例年は11~1月に海外で行っていた。2年前に実施した国士舘大水泳部の松本高明部長から、環境の良さや自治体などの支援が厚いことを聞き、八塚委員長が奄美合宿を決めたという。

 

 奄美合宿は23日まで。選手たちは、名瀬運動公園のプールや屋内練習場で来年4月の日本選手権などに向けた基礎体力づくりに取り組む。

 

 歓迎セレモニーで奄美スポーツアイランド協会の山田春樹会長が「奄美の気候を生かした合宿で来年に向けて頑張ってもらいたい」と激励。八塚委員長は「空から見える奄美の自然の美しさに感動した。短い期間だが、それぞれの課題に取り組みたい」と話した。

 

 一行は22日、地元の中高生と合同練習を予定している。