求(瀬戸内町出身)、全米選手権で投打に活躍
2019年07月31日
スポーツ
MCYSA全米選手権大会が19~22日、米国イリノイ州クリスタルレイクで開催された。15歳以下の大会に出場した日本代表は6戦全勝で6連覇を飾った。瀬戸内町出身の求航太郎(14)=神奈川県・川崎中央リトルシニア所属=は投打で活躍し、チームの勝利に貢献した。
大会は11~16歳の年代別であり、15歳以下は二つのセッションに分かれてそれぞれ優勝を争った。日本代表が出場した1セッションには米国各州代表、ブラジルなど14チームが参加し、予選リーグ、決勝トーナメントが行われた。
日本代表は予選3試合を全勝して決勝トーナメントに進出すると、同1回戦9―0(対米国イリノイ州・LITH Thunder)、準決勝8―0(対同・CL Ironmen)、決勝14―0(対米国ウィスコンシン州・Milwaukee Angels)と相手チームを投打で圧倒し、優勝を決めた。
求は全6試合中4試合に出場。予選第1試合と決勝で先発登板し、いずれも無失点の好投を見せた。打者としても予選第3試合で逆転につながる二塁打を放つなど活躍した。
求は「日本ではあまりない1日に2試合するダブルヘッダーがあったことや時差などでコンディションは悪かったが、その中で調整していくことを学んだ。いい経験になった」と大会を振り返り、「中学の大会は終わりなので、今後は高校に向けて体をつくっていきたい。高校ではプロに通用するピッチャーになるため、自身で課題を見つけ、取り組みたい」と飛躍を誓った。
求は29日から所属チームのメンバー5人を連れて瀬戸内町に帰省中。31日には古仁屋中野球部との交流練習を予定している。