福永君(茶花小5年)全国へ 奄美唯一、卓球県代表に 与論町

2020年12月24日

スポーツ

卓球の全国大会出場を決めた与論町立茶花小5年の福永君(提供写真)

卓球の全国大会出場を決めた与論町立茶花小5年の福永君(提供写真)

 【沖永良部総局】与論町立茶花小学校5年の福永旭君(11)は、来年3月に徳島県で開かれる第18回全国ホープス選抜卓球大会への出場が決まった。大会は小学生の団体戦。奄美群島から唯一、県選抜チームのメンバーに選ばれた。

 

 福永君は与論町の卓球クラブ「NEXT GEAR鹿児島」に所属。これまで、県大会の個人戦で優勝するなど活躍し、九州規模の大会に4回、全国規模の大会に3回出場した。それらの実績から、県代表に選抜されたという。

 

 大会は各都道府県対抗で男子と女子の2部門で競う。チームは5年生1人、6年生2人との3人編成。

 

 新型コロナウイルスの影響で各地の大会が中止され、福永君は昨年8月以来の公式戦に臨む。「団体戦の全国大会出場は初めて。県代表に選ばれてうれしい」と話し、「全国大会では応援してもらっている人たちに感謝しながら、一生懸命プレーしたい」と抱負を語った。