群島漁業士会が合宿選手にカンパチ贈る

2018年02月09日

スポーツ

冬季合宿中の実業団チームにカンパチを贈った奄美群島地区漁業士会の田畑会長(左)=8日、天城町与名間

冬季合宿中の実業団チームにカンパチを贈った奄美群島地区漁業士会の田畑会長(左)=8日、天城町与名間

 県認定の指導漁業士や青年漁業士などで組織する奄美群島地区漁業士会(田畑浩会長)は8日、徳之島で冬季合宿を行っている長距離、野球の実業団チームの選手らに奄美特産のカンパチを贈った。

 

 地区漁業士会会は合宿で奄美を訪れたアスリートに地元の新鮮な魚を提供し、魚食の普及を推進しようと2012年から毎年、近海で取れた水産物を選手らに贈っている。

 

 選手らが滞在している天城町与名間のホテルサンセットリゾート徳之島で贈呈式があり、田畑会長が滞在中の4チーム39人の代表に瀬戸内町で養殖したカンパチ5匹約25キロを手渡した。

 

 カンパチは同ホテル支配人の宮田正行さんがその場で刺し身にさばき、選手らに振る舞った。

 

 田畑会長は「カンパチを食べて日ごろの疲れを癒やし、今年1年皆さんが大活躍できるよう祈っている」と選手らを激励した。

 

 7日に初来島して合宿している大塚製薬陸上競技部の中村彩貴選手(27)は「練習しながら徳之島の自然を見られるのが楽しみ。カンパチは甘くて味が濃く、とてもおいしい」と話した。