重山(奄美市)、西(奄美市)形3位 空手競技で奄美勢健闘 日本スポーツマスターズ

2019年09月21日

スポーツ

日本マスターズ空手競技で上位入賞を果たした重山さん(右)と(左から)西さん、豊田さん(提供写真)

日本マスターズ空手競技で上位入賞を果たした重山さん(右)と(左から)西さん、豊田さん(提供写真)

 中高年を対象にした総合スポーツ大会「日本スポーツマスターズ」(日本スポーツ協会など主催)の空手道競技が14~16日、岐阜県の岐阜メモリアルセンターで開かれた。奄美勢は奄美市の8選手が出場し、重山和也(70)と西京子(46)が3位、豊田茂己(62)が5位と形の各部門で上位入賞を果たした。

 

 男子形4部(70歳以上)の重山は60代で3回の優勝を誇る。「70代でも優勝したいと出場した。大会は他の選手の形を見て勉強になる。稽古に励み、来年はもっと上を目指す」と話した。

 

 西は女子形2部(45~54歳)に出場。「他地域の顔なじみの選手も多く、出場できるだけで楽しい大会。家族の協力に感謝。3位は正直悔しい。次回へ向けて練習あるのみ」と力を込めた。

 

 男子形3部(60~69歳)の豊田は「自分たちが頑張ることが子どもたちの目標になればうれしい。来年は組手にも挑戦したい」と新たな目標を掲げた。

 

 大会には全国各地から男子40歳以上、女子35歳以上の選手が参加。年代別の形、組手計19部門に延べ約660人が出場した。