高知工科大、全日本選手権へ 大島高OBが優勝に貢献 四国六大学野球

2019年05月20日

スポーツ

全日本大学選手権出場を決めた高知工科大野球部の(左から)登島、國分、當田、濱田の4選手(提供写真)

全日本大学選手権出場を決めた高知工科大野球部の(左から)登島、國分、當田、濱田の4選手(提供写真)

 四国六大学野球リーグ(四国地区大学野球連盟)の春季リーグ最終戦がこのほど、愛媛県の今治市営球場であり、大島高出身の國分祐希(3年)、當田陽太郎(同)、濱田雄一郎(2年)、登島蓮(1年)の4選手が所属する高知工科大(高知県)が昨秋に続いて優勝し、6月10日に明治神宮野球場を主会場に開幕する全日本大学選手権の出場権を獲得した。同校は1997年の創部出場以来、初の出場。

 

 春季リーグ戦は四国の6大学が出場して4月6日開幕。2戦先勝方式の総当たり勝ち点制で競った。高知工科は初戦の松山大に4―1で白星発進。大島高出身の4人のうち、國分は副主将としてチームをまとめ、當田は一塁手として初戦からフル出場。濱田登島両選手はベンチ入りはかなわったが、スタンドから声援を送った。

 

 國分副主将は「優勝でき、全日本では関東や関西の強豪チームと戦えることがうれしい。まずはメンバーに選ばれるように頑張りたい」。當選手田は「國分のサポートもあり、優勝できた。結果に満足せず、全日本では一つでも上を目指せるように1戦1戦大事に戦いたい」と全国大会に意欲をみせていた。

 

 高知工科の対戦相手は阪神大学野球連盟の春季リーグ優勝チームと6月11日に明治神宮球場で対戦する。同部は全日本選手権出場に伴い寄付金を募っている。振り込み口座はゆうちょ銀行、店名は六四八、店番648、口座番号1558132、口座名は高知工科大学硬式野球部。