3連休で観客多数 選手らもファンサービス DeNA秋季キャンプ

2019年11月05日

スポーツ

地元の子どもたちに応じてサインする中井大介内野手=4日、名瀬運動公園市民球場

地元の子どもたちに応じてサインする中井大介内野手=4日、名瀬運動公園市民球場

 1日から奄美市の名瀬運動公園市民球場で行われている横浜DeNAベイスターズの秋季キャンプは3連休の2~4日、島内外からファンが同球場に詰め掛けた。連休最終日の4日は約200人が訪れ、練習を終えた選手らはサインや写真撮影に応えた。

 

 連休を利用して奄美入りしたベイスターズファンの髙橋愛(ちか)さん=神奈川県=は「ここ4~5年、奄美キャンプを見ているが、若手が意識を持って自主的に動いている。ファンとしてうれしい変化」「注目は柴田竜拓内野手と楠本泰史外野手。キャンプ後半には選手の動きも変わってくる。再来週に休みを取ってまた奄美に来る」と熱を込めた。

 

 地元の子どもたちも憧れの選手のサインを求めて駆け回った。勝村美姫さん(小宿小5年)は「ラミレス監督や飛雄馬選手と会えた。間近で見るプロ野球選手は皆鍛えられていて格好良かった。バッティングの打撃音の迫力にはびっくり」と興奮ぎみに話した。

 

 秋季キャンプは今年で10年の節目。今回から会場では大手コンビニの移動販売車が配置された。移動販売車の店員は「連休中は平日の3~4倍の来客があった。特に弁当がよく売れている」と笑顔を見せた。