サンゴの魅力学ぶ 喜界島サンゴ礁科学研主催 沖永良部島

サンゴについて学んだ喜界島サンゴ礁科学研究所の勉強会=21日、知名町

 【沖永良部総局】喜界島サンゴ礁科学研究所主催の夏のサンゴ勉強会「沖永良部島とサンゴ礁の繋がり」は20、21の両日、沖永良部島であった。研究所の専門家を講師に、サンゴ礁の成り立ちや魅力を学んだ。

 

 同研究所は喜界島を拠点に2014年から活動するNPO法人。島外での出張講座は初めてで、初日はオンラインで講話。2日目は沖永良部島の海岸でフィールドツアーを行う予定だったが、台風接近による悪天候で中止となり、住吉地区振興センターで勉強会を開いた。

 

 オンラインでは研究所の駒越太郎さん、渡邊剛理事長、山崎敦子所長らが講師を務め、サンゴの魅力を分かりやすく解説した。渡邊さんはサンゴの記憶力を紹介。「サンゴは高解像度で過去を切り取るタイムマシーン。生きている間の地球環境変動を連続的に記憶している。人間がサンゴから学べることがあるのでは」などと述べた。

 

 勉強会には家族連れなど12人が参加。同じ隆起サンゴ礁の島である沖永良部島と喜界島の共通点や相違点、両島で大切にされている泉の歴史やサンゴ礁と島民の関わりなどを学んだ。

 

 参加した中西來童君(住吉小6年)は「サンゴのことを知ることができた。これを材料に夏休みの自由研究にできたらと思う。白化したサンゴが回復する方法を調べたい」と話した。