外来種入れてはダメ! 龍郷町子ども博物学士講座 アメリカハマグルマ駆除も

外来種のアメリカハマグルマを駆除する龍郷町子ども博物学士講座の受講生ら=19日、同町浦

  2021年度龍郷町子ども博物学士講座が19日、開講した。龍郷町りゅうゆう館での開講式に続いて第1回講座があり、環境省奄美野生生物保護センター自然保護官補佐の池上温人さんが「あまみにひそむエイリアン」をテーマに講話。参加者は島の生態系に悪影響を及ぼす外来種の対策について理解を深めた。

 

 同講座は自然や文化など奄美の魅力を幅広く学んでもらおうと、2005年から行っている。今年度第1回講座には児童やその保護者ら約70人が参加した。

 

 池上さんは講話で、ハブ対策を目的に約40年前に島内へ放されたマングースが繁殖したため、長年にわたって駆除している事例を紹介し「外来種が入ると天敵がいないから数がどんどん増え、在来種を食べたりする。外来種は入れない、捨てない、広げないことが大切」と呼び掛けた。

 

 講話後はJAあまみ本所敷地に茂る外来植物アメリカハマグルマの駆除作業を実施。参加者は繁殖を防ぐため、根を残さずに1本ずつ引き抜いた。

 

 円小5年の姫野千葵(ちい)さん(10)は「外来種はもともと島にいる動植物に悪さをする。いろんな種類があるので、島の自然を守るためにも減らす活動に協力したい」と話した。

 

 子ども博物学士講座は今年度、3月まで夜空観察会や集落歩きなど5講座を予定している。