季節外れの彩り 奄美市名瀬・朝仁トンネル前のサクラ

 奄美市名瀬長浜町の道路沿いで、サクラの花が開花し、辺りに彩りを添えている=写真。通常は春先に満開を迎えるが、涼しさを感じ始める夏の終わりにも花を咲かせることがあるという。淡いピンクの花びらと鮮やかな緑の葉が入り交じり、季節外れの花見を楽しむことができる。

 

 朝仁トンネルの手前から横にそれた坂道に並ぶ10本のサクラのうち、9本が花をつけた。特に目を引くのは、県道に面した3本。多くの花が咲き誇り、まるで春を思わせる。

 

 奄美市開発公社の職員・川島俊郎さん(63)によると、サクラは8月の半ばから咲き始めた。「年に2度サクラが咲くことはよくある。当たり前の光景」と見慣れた様子。同僚の市田博幸さん(62)は「季節外れだから驚きはある。天気が良ければ(花が)よけいに映えるよ」と話した。