オオトラツグミ、平年並みの54羽

2017年03月22日

自然・気象

さえずりを確認した場所や時間を記録する調査員=19日午前6時30分ごろ、奄美市名瀬の奄美中央林道=と奄美大島の固有種オオトラツグミ(奄美野鳥の会提供)

さえずりを確認した場所や時間を記録する調査員=19日午前6時30分ごろ、奄美市名瀬の奄美中央林道=と奄美大島の固有種オオトラツグミ(奄美野鳥の会提供)

 国指定の天然記念物で奄美大島固有種の野鳥オオトラツグミの一斉調査(NPO法人奄美野鳥の会主催)が19日、島を縦断する奄美中央林道とその周辺などであった。あいにくの雨天下、島内外から過去最多の181人が参加。7日に奄美群島国立公園に指定された区域もある奄美中央林道ではほぼ平年並みの54羽のさえずりを確認し、来年夏の世界自然遺産登録実現へも向けて自然環境保全の必要性を再認識した。★オオトラツグミ一斉調査カット写真・山間120925ー190 (1)