奄美地方で局地的大雨

2015年06月20日

自然・気象

 奄美地方は梅雨前線の影響で19日、南部を中心に局地的に大雨に見舞われ、和泊町で午前8時18分までの1時間に101・0㍉の観測史上最も多い猛烈な雨を観測した。同町で住家など3棟が床下浸水した。名瀬測候所は同日、同町と知名町に大雨と洪水の警報を発令したほか、大雨と突風に関する奄美地方の気象情報を出し、低い土地の浸水や河川の氾濫などへの警戒を呼び掛けた。和泊町の1時間雨量(1969年統計開始)は1989年10月10日の95・5㍉を上回り、午前9時までの3時間雨量(76年統計開始)も178・5㍉を記録して79年5月4日の156・0㍉を超え、観測史上最多となった。