大島北高から3人入賞 西田さん、吉川さん、田原さん 土木デザインフォトコン
2025年03月21日
地域

「第13回かごしまの土木デザインフォトコンテスト」で入賞した西田実智さん(優秀賞)

吉川寧音さん(入選)

田原聖さん(入選)
県建設技術センター(鹿児島市)主催の「第13回かごしまの土木デザインフォトコンテスト」の入賞作品がこのほど決まった。一般39人66点、高校生以下59人98点の応募があり、それぞれの部で10人が入賞。奄美群島からは高校生以下の部で、西田実智さん(大島北高)の作品「飛行機の道印(みちじるし)」が優秀賞を受賞し、吉川寧音さん(同)の「麦わら帽子」と、田原聖さん(同)の「奄美に還る」が入選した。
同コンテストは県民の安全で快適な生活を支える道路、橋、トンネル、港、ダムなどの土木施設やそれらに携わる人々の写真が対象。写真を通して、土木施設が人々の暮らしや自然と調和するデザインとしての魅力や、建設業と地域のつながりなどを引き出すことを目的としている。県在住の写真家ら3人が2月7日に審査した。
大島北高から入賞した3人はそれぞれ、奄美市笠利町の空港関係の設備、集落の日常、大和村の宮古崎の風景を撮影している。
西田さんは「空と海がきれいで写真をとった」、吉川さんは「ふと前を見ると麦わら帽子をかぶっているおばあちゃんがいた。撮ってみると、私たちの町らしい良い写真になった」、田原さんは「奄美の壮大で美しい海は太古から変わっていない。そんな海を見ていると海に引き込まれる感覚になる。このような感覚をあらわした」とのコメントを添えた。