ドキドキの1年生 学校生活へ期待膨らむ 群島内小中学校で入学式

2025年04月08日

子ども・教育

誇らしげな表情で入学式に臨む新入生=7日、奄美市名瀬の伊津部小学校

奄美群島各地の小中学校で7日、入学式があった。大島教育事務所によると、群島内の今年度の入学者は小学校842人、中学校916人(3月24日現在)。春の陽気となった同日、新入生は真新しい制服に身を包み、緊張した様子で式に出席。在校生や教職員からの歓迎を受け、学校生活への期待に胸を膨らませた。

 

奄美市名瀬の伊津部小学校(久田武明校長)には34人が入学。担任教諭に導かれ、出席者の温かな拍手に包まれながら笑顔で入場した新入生は、慣れない環境にそわそわした様子を見せながらも小学生としての自覚を新たにした。

 

久田校長は「1日も早く伊津部小学校に慣れ、学校生活を楽しんで。自分の命や友達を大切に、チャレンジする気持ちを持って過ごしてほしい」と式辞。

 

児童代表であいさつした6年生の石﨑初奈さん(11)は年間行事などを紹介し、「皆さんが入学することを今か今かと楽しみにしていた。分からないことがあったら、先生や私たちに何でも聞いてくださいね」と呼び掛けた。

 

新入生の原之園晴幸さん(6)は「入学式はどきどきした。勉強は国語を頑張りたい。プールが楽しみ」とはにかんだ。