「あんまぁ~ず」が総理大臣表彰 出産・子育て応援に尽力 与論町

内閣総理大臣表彰を受賞した「あんまぁ~ず」の内野理事長(左)ら(提供写真)

与論町のNPO法人「よろん出産子育て応援隊あんまぁ~ず」はこのほど、子育て支援の活動で顕著な功績があったとして、内閣府の「2021年度子供と家族・若者応援団表彰」の子育て・家族支援部門の内閣総理大臣表彰を県内の団体で初受賞した。同法人の内野正世理事長(41)は「受賞は協力者のおかげ。これからも子育てしやすい与論島になるように活動を続けたい」と喜びを語った。

 

あんまぁ~ずは、任意団体として16年に発足し、20年9月にNPO法人化した。与論島内の会員5人を中心に活動。島に分娩施設がないことから、沖縄県那覇市にマンション1室を借りて出産予定者の待機施設として安価で貸し出す取り組みなどを続けている。制服のリユースや島内の協力団体と出産した家族を祝うプロジェクトなども展開している。

 

子供と家族・若者応援団表彰は、子育て・家族支援と子供・若者育成支援の2部門あり、内閣総理大臣表彰は21年度、2部門計4件の受賞があった。

 

あんまぁ~ずは、活動の軸になっている出産待機施設運営などが評価された。同施設は、インターネットを通じて資金を募るクラウドファンディングなどを活用して17年9月に設置。これまで妊婦17人が利用してきた。

 

表彰式は11月25日、東京都であった。野田聖子内閣府特命担当大臣から表彰状を受け取った内野理事長は「出産待機施設のマンションの大家さんや島内外の協力者のおかげで活動を続けられ、感謝している。今後、子育て中のお母さんたちが気軽に立ち寄れる居場所づくりなどにも取り組んでいきたい」と語った。