親鸞聖人生誕記念愛唱歌で優秀賞 奄美市出身の幸田さん

親鸞聖人生誕850周年を記念した愛唱歌の歌詞公募で優秀賞に輝いた幸田さん(提供写真)

  親鸞(しんらん)聖人を浄土真宗の創始者(宗祖)と仰ぐ浄土真宗本願寺派はこのほど、2023年に予定している「親鸞聖人生誕850年・立教開宗800年慶讃法要」に向け愛唱歌の歌詞を公募した。4月に審査結果が発表され、奄美市出身の絵本創作家・幸田哲弘さん(66)=東京都中野区=の作品『つなぐ命』が優秀賞に輝いた。

 

 愛歌唱は「世代を超えて共感でき、人々が元気になれる歌詞」が公募テーマ。全国から1262点の応募があった。

 

 幸田さんは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自身の感染で周囲に迷惑を掛けたなどの理由から自死を選択した人たちを憂い、命をテーマに作詞した。人や生き物の命がめぐって社会が成り立っていることなどを歌詞に盛り込み、命をつなぐ大切さを表現した。

 

 幸田さんの作品を含む3作品は、審査委員長を務めた歌手の加藤登紀子さんが作曲を担当。浄土真宗本願寺派のホームページでは、加藤さんが歌う動画が公開されている。

 

 幸田さんは「加藤さんに曲をつけていただき、曲の世界観が広がった。多くの人に聞いてもらいたい」と話した。