ウミガメ産卵減少傾向 奄美大島ミーティング

2016年06月12日

ウミガメの上陸跡を観察し、種類別の特徴などに理解を深めた参加者=10日夜、龍郷町安木屋場海岸

ウミガメの上陸跡を観察し、種類別の特徴などに理解を深めた参加者=10日夜、龍郷町安木屋場海岸

 奄美海洋生物研究会(興克樹会長)主催の奄美大島ウミガメミーティングが10日夜、龍郷町安木屋場の度連キャンプ場であった。同島に上陸し産卵しているウミガメの状況などについて興会長らが講話し、産卵回数が減少傾向にあると報告。興会長は生息数減少を懸念する半面、「数年に1度しか産卵しない個体もあり、一概には言えない」と分析。調査継続の必要性を強調した。