ハダカゾウクラゲを展示―奄美海洋展示館

2015年04月07日

大和村で捕獲され、奄美海洋展示館で展示されているハダカゾウクラゲ=6日、奄美市名瀬大浜

大和村で捕獲され、奄美海洋展示館で展示されているハダカゾウクラゲ=6日、奄美市名瀬大浜

 大和村の恩勝湾で5日、浮遊性の巻貝でクラゲに似てゾウも連想させるハダカゾウクラゲが捕獲され、奄美市名瀬大浜の奄美海洋展示館で飼育展示されている。同館は「ユニークな姿を見て楽しんで奄美の海の豊かさと神秘さを感じてほしい」としている。 東京大学大学院生の藤原愛弓さん(26)が環境省奄美野生生物保護センター(大和村)を通じ、奄美海洋展示館に寄せた。ハダカゾウクラゲは全長15㌢前後で、体はほとんど透明。口はゾウの鼻のように伸び、黒く小さな目がある。