亜種ヒシクイが飛来 前利さん(知名町)初撮影 知名町の水田で

2022年12月19日

 知名町の前利潔さん(62)は13日、知名町の水田で亜種ヒシクイを撮影した=写真。

 

ヒシクイは国指定天然記念物、亜種ヒシクイは環境省のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に分類。くちばしは太く黒色で、先端近くが黄色、足はオレンジ色。首の長さやくちばしの形状から亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイに分けられる。奄美野鳥の会によると、北方系の水鳥で、奄美には迷鳥として渡来する。

 

亜種ヒシクイの確認も撮影も初めてという前利さんは「大きな野鳥がいるなあと思い、車を止めた。近づいても逃げないのが印象的だった」と話した。