小学校などにトウギョ寄贈

2015年05月14日

池に放したトウギョを観察する児童ら=13日、和泊町の大城小学校

池に放したトウギョを観察する児童ら=13日、和泊町の大城小学校

   知名町瀬利覚の地域づくり団体・名水のむらジッキョ、自立創造委員会「ファングル塾」(政田照雄塾長)とえらぶ郷土研究会(先田光演会長)は13日、沖永良部島内の3施設に増殖したトウギョ(和名・タイワンキンギョ)計90匹を寄贈した。両団体は「環境教育に役立ててほしい」としている。

 トウギョは同島では「トーィユ」とも呼ばれ、環境省のレッドリストで絶滅危惧IA類に指定されている。両団体は2013年からトウギョの保全、増殖を図るプロジェクトを開始。この日は会員がトウギョと水槽を、下平川(知名町)、大城(和泊町)両小学校と和泊町歴史民俗資料館に届けた。