野生生物の輪禍防止訴え/住用の林道でキャンペーン

2016年08月01日

夜の林道で希少動物の輪禍事故防止を訴えるキャンペーン=30日、奄美市住用町

夜の林道で希少動物の輪禍事故防止を訴えるキャンペーン=30日、奄美市住用町

 自然観察の入山者が増える8月を前に30日夜、奄美市住用町の林道で動物の輪禍防止啓発キャンペーンがあった。地元NPO団体と奄美市住用総合支所の職員が夜の観察に繰り出した観光客らにチラシを配布。奄美大島では国の特別天然記念物アマミノクロウサギなど希少種の輪禍が後を絶たないことから、2018年の世界自然遺産登録実現へも向けて「特に夜道は車のスピードを落とし、野生生物の命を守ろう」と呼び掛けた。