金色の斑紋鮮やかに/アマミイシカワガエル
2015年08月18日
龍郷町の奄美自然観察の森でアマミイシカワガエルが姿を見せている。県の天然記念物で奄美大島にのみ生息する絶滅危惧種。背中の鮮やかな金色の斑紋から「日本でもっとも美しいカエル」といわれる。
渓流付近で見られ、体長は10㌢前後。沖縄のイシカワガエルと同種とされていたが、近年の研究で新種と認められた。自然観察指導員の川畑力さん(36)は「8月いっぱいは楽しめそう。夜行性のため、昼間に姿を現すのは珍しい。夏休みの自然観察にもお薦めです」と話している。