「たいしイラスト原画展」開催中 瀬戸内町古仁屋
2021年03月03日
芸能・文化
奄美大島出身のイラストレーターたいしさん(25)=本名・大司花月=の「たいしイラスト原画展」が瀬戸内町古仁屋の酒店「瀬戸内酒販」で開催されている。ハブやアマミノクロウサギ、ブダイなど、奄美で見られる生き物も題材に取り入れた独創的な作品16点を展示している。4月4日まで。
たいしさんは幼少期、瀬戸内町加計呂麻島や龍郷町秋名で過ごした。幼い頃から絵を描くのが好きで、現在も趣味で描き続け、ホームページのイラストやCDジャケットのデザインを手掛けるなど、幅広く活動。昨年12月、テレビの特別番組「誰も知らない明石家さんま」の展示会「明石家画廊」で紹介され、注目を浴びた。
個展は奄美大島で2年ぶり。瀬戸内町では初めてで、イベントなどを企画する「つむぎ企画」のみやたともこさん(同町在住)との縁で実現した。みやたさんは「たいしさんの作品を間近で見られる貴重な機会。大人だけではなく、島の子どもたちにも見てほしい」と来場を呼び掛けている。
店内ではたいしさんのイラスト入りTシャツ、トートバッグ、ポストカードなどのグッズも販売。展示期間中には作品の入れ替えを予定している。瀬戸内酒販の営業時間は午前10時~午後8時、電話0997(72)0818。