喜界―イラン友好を映画に/撮影クルー来島、製作進む
2015年08月24日
芸能・文化
2013年に喜界島に流れ着いたメッセージ入りボトルをきっかけに、イランと喜界を結ぶ映画の製作が進んでいる。イラン人映画監督のレザ・ファラハマンドさん(36)の撮影クルーが19日に喜界島入りした。9月2日まで滞在し、各集落を巡り住民にインタビューを実施。ドキュメンタリー映画への撮影協力を呼び掛けている。
ファラハマンド監督は「喜界の人々はとてもまじめで協力的。われわれも敬意を持って撮影している。映画では国籍や人種が異なっても、平和を愛する人類として皆同じ存在であることを伝えたい。世界平和の象徴となるような作品にしたい」と語った。映画は今年中に完成させ、来年には国際映画祭へ出品する予定だという。