ピアノと島唄楽しむXマス音楽会 喜界町

2019年12月14日

芸能・文化

ピアノ演奏に合わせて島唄を披露する出演者=7日、喜界町(提供写真)

ピアノ演奏に合わせて島唄を披露する出演者=7日、喜界町(提供写真)

  島唄やピアノ演奏などを楽しむ「ピアノフォルテクリスマス音楽会」(安田民謡教室、井ピアノ教室共催)が7日、喜界町の自然休養村管理センターであった。未就学児から一般まで約30人が島唄とピアノの共演や、クリスマスソングなども取り入れた華やかなステージを展開した。

 

 両教室生の発表の場づくりと、地域の人たちにクリスマスを楽しんでもらう目的で初開催した。奄美市名瀬から出演もあったピアノ演奏は、クリスマスや愛をテーマにした楽曲などで会場を盛り上げた。島唄は喜界町の小中学生が朝花節を皮切りに11演目で伸びやかな歌声を響かせた。

 

 島唄とピアノの共演では両教室生計4人が「よいすら節」「くるだんど節」を披露。喜界町の障がい者支援施設はまゆり学園の入所者と手話サークルMiMi、奄美市名瀬出身のシンガー・ソングライター奄美の彩が賛助出演し、舞台に花を添えた。

 

 フィナーレは観客も一緒に「喜界やよい島」「六調」をにぎやかに歌い踊った。