新春寄席で初笑い 県奄美パーク

2020年01月13日

芸能・文化

新春寄席で初笑いを誘った三遊亭鬼丸さん=12日、奄美パーク

新春寄席で初笑いを誘った三遊亭鬼丸さん=12日、奄美パーク

 奄美市笠利町の県奄美パークで12日、新春寄席があった。落語家の三遊亭鬼丸さん、三遊亭歌実さん、芸人のパペットマペットさんが登壇し、約2時間にわたって落語や漫談を披露。会場には約400人が詰め掛け、初笑いを楽しんだ。

 

 真打ちの鬼丸さんが寄席を行うのは9年連続。「手水廻し」「片棒」の演目2席を臨場感たっぷりに表現した。家族旅行で奄美大島を訪れ、台風を体感したエピソードなども披露した。

 

 歌実さんは演目「式場予約」、パペットマペットさんは牛とカエルの人形を使った芸で笑いを誘った。

 

 奄美市名瀬の自営業関野哲郎さん(57)は「奄美で寄席を見る機会はなかなかないので楽しかった。間近で落語を聞き、話に引き込まれた」と話した。

 

 鬼丸さんらによる新春寄席は10日、与論町でもあった。