梅雨空吹き飛ばす「青テン」ライブ 龍郷町
2019年06月03日
芸能・文化
奄美大島内外で活躍するミュージシャンが集う「青テンライブ」(青天企画主催)が2日、龍郷町屋入であった。13回目となる今回は初出場となる5組も含め24組が出演。梅雨空を吹き飛ばす、さわやかな歌声で野外ライブ会場を盛り上げた。
イベントは、島の若いバンドマンに演奏する場を提供したいと、地元の有志で2014年に開始。主催者の一人、龍郷町の大工Matto(マット)さんは、音楽好きが高じて野外に客席を設けたライブハウスを手作り。普段はアマチュアバンドに貸し出している。
この日のライブは同町のアマチュアバンド「Go!トビンニャーズ」や、たて琴奏者の盛島貴男さん、鹿児島島の伝統楽器である板三味線「ゴッタン」を演奏する「南部式」らが情熱的な演奏を繰り広げ、ファンらは雨を忘れて耳を傾けた。
奄美市出身で東京在住の歌手、平田輝さんは「奄美のパワーを感じさせるライブ会場。こういうイベントが奄美をどんどん面白くしていくと思う」と話した。
次回のライブは10月に予定されている。