福祉・文化への理解深める 和泊町文化と福祉の祭典 表彰や講演、舞台発表も

2023年11月07日

芸能・文化

多彩な演目が披露された和泊町文化と福祉の祭典舞台発表=3日、同町

和泊町の奄美群島日本復帰70周年記念第26回総合褒賞授与式(町主催)と、文化と福祉の祭典(町、教育委員会主催)は3日、和泊中学校あかね文化ホールで合同開催された。各部門で町の発展に貢献した町民を表彰したほか、講演、舞台発表などで町の福祉と文化への理解を深めた。

 

総合褒賞の授与は2年に1回行っており、今回は3部門7人を表彰。同じく隔年開催の文化と福祉の祭典でも3部門7人を表彰した。「わたしの主張」として大津志織さん(和泊中1年)、皆村優衣さん(城ケ丘中2年)がそれぞれ意見発表。沖永良部徳洲会病院医師の川間公雄さんが「健康寿命を延ばすには─整形外科の立場から」と題して講演した。

 

午後からは舞台発表があり、うるま音楽協会山下多賀子太鼓研究所による「国頭サバクイ」で開幕。太鼓、三味線演奏と舞踊を組み合わせた迫力あるパフォーマンスで会場を盛り上げた。このほか14団体が琉球舞踊、日本舞踊、民謡、伝統芸能など多彩な演目を披露し、多くの来場者を楽しませた。

 

展示部門の発表は2024年2月の開催を予定している。

 

被表彰者は次の通り。(敬称略)

【総合褒賞】▽地方自治 上山富秀▽教育文化 村山兼、伊地知道夫、町田康子、朝戸弘文、川邊裕子▽産業経済 菅村晃仁

【文化と福祉の祭典】▽生涯学習の町づくり 逆瀬川逸子▽福祉 徳永千惠子、皆吉つるよ(故人)、武宮芳枝▽食生活改善 前田紀代子、伊地知恵子、山下純子