築地俊造さん自伝出版

2017年06月29日

芸能・文化

築地さんの自伝でインタビュー、構成を担った梁川教授=16日、南海日日新聞社

築地さんの自伝でインタビュー、構成を担った梁川教授=16日、南海日日新聞社

 奄美島唄の継承発展に尽力し、4月に死去した築地俊造さんの自伝「楽しき哉、島唄人生」(南方新社)が6月、出版された。「民謡日本一」にもなった島唄との関わりだけでなく、奄美の暮らしや文化の魅力を俊造兄が語った。聞き手で構成を担当した梁川(やながわ)英俊・鹿児島大学法文学部教授は「島唄の革新の道を敷いた人」と高く評価する。