13人が全国大会出場へ 民謡民舞少年少女奄美連合大会

2022年06月06日

芸能・文化

13人が全国大会出場を決めた民謡民舞少年少女奄美連合大会=5日、奄美市名瀬

民謡民舞少年少女奄美連合大会(日本民謡協会奄美連合委員会など主催)は5日、奄美市名瀬の市民交流センターであった。小・中学生25人が出場し、13人が8月の全国大会(東京都)への出場権を手にした。

 

小学3年生以下の低学年、4年生以上の高学年、中学生の3部門で審査した。出場者たちは緊張した面持ちながら、それぞれの持ち味を生かして自慢ののどを披露した。全国大会は8月6、7日、浅草公会堂である。

 

祖父博徳さん(68)の影響で3歳からシマ唄に親しんできたという田検中2年生の藤原梨月香さん(13)は、「雨ぐるみ」を歌って中学生の部で優勝。全国大会に向け「プレッシャーに負けず、自分らしく、会場の一人一人に届けるつもりで思い切り歌いたい」と抱負を語った。

 

各部門の入賞者は次の通り(敬称略)。

 

▽小学校低学年 ①原美波(あやまる会)②阪本莉音名(奄美芸能徳之島会)③土谷笑鈴(あやまる会)④久保心春(同)▽同高学年 ①新城琉花(あやまる会)②津畑杏朱(同)③峰岡朋輝(奄美芸能徳之島会)④麓世羽璃(あやまる会)⑤久原奈子(喜界会)▽中学生 ①藤原梨月香(名瀬ルリカケス会)②千田真帆(山ゆり会)③峰岡歩嬉(奄美芸能徳之島会)④朝そら(山ゆり会)