パドルの使い方学ぶ スポ少年団、プールでカヌー体験 笠利B&G
2019年06月27日
子ども・教育
奄美市笠利町の笠利B&G海洋センタープールで22日、カヌー体験がありました。同プールを利用するドルフィンスポーツ少年団の児童ら19人が参加。ライフジャケットの正しい着方やパドルの使い方などを学びました。
体験はB&G財団が取り組む「海ごみゼロフェスティバル」の一環。この日は同町の赤木名海岸でごみ拾いを実施し、海でカヌー体験を行う予定でしたが、大雨の影響でプログラムが変更されました。 カヌー体験は、児童たちが初出場を予定している県B&Gスポーツ大会水上の部(8月、同町)に向けた練習も兼ねています。
はじめにセンターの登尾誠治さんが海ごみゼロ活動の趣旨を説明。「海に捨ててあるごみは海で捨てられたものだけではない。人が捨てたごみが海まで流れてしまっている」と話し、きれいな海を守るために①ごみを減らす②再利用する③ポイ捨てしない―ことが自分たちにできることだと呼び掛けました。
その後、児童らは同町の赤木名小学校から借り受けたカヌー3艇でこぐ練習を開始。前進、旋回、後退などの基本操作を確認しました。
節田小4年の城早恵さん(10)は「晴れた日の赤木名海岸はとてもきれいで大好きだけど、ごみがたくさん落ちていることもある。見つけたら拾うようにしたい。プールでカヌーはぶつかりそうで怖いので次は海で乗りたい」。
赤木名小5年の北原百恵さん(10)は「ごみ拾いができなくて残念だった。これからも海にごみを捨てないように心掛けたい。カヌーは選手たちには勝てないと思うけど楽しかった」と話していました。