ヨット体験に笑顔 あしたば園、夢来夢来利用者 瀬戸内町
2019年06月04日
子ども・教育
社会福祉法人三環舎(奄美市、向井扶美理事長)の障害福祉サービス事業所「あしたば園」「夢来夢来」は5月29日、遠足で瀬戸内町に出掛けた。利用者43人が参加。ヨットやグラスボートに乗り、海の魅力を満喫した。
ヨット体験は同町のNPO法人セイラビリティ奄美(高野洋志代表)の協力で2回目。12人が参加し、ヨットに乗ることが難しい利用者は、グラスボートで大島海峡の海中観察を楽しんだ。
ヨットは子どもや障がい者も安全に乗ることができるように造られた2人乗りの「ハンサ」(全長2・3メートル)を使用。操作は同法人会員が担当し、利用者は1人ずつ交代でヨットに乗った。
ほとんどの利用者が初めての体験。最初は緊張した様子だったが、ヨットの安定した乗り心地に安心し慣れてくると、笑顔で手を振り、写真撮影に応える利用者もいた。参加した男性(21)は「最初は怖かったけど乗ってみたら大丈夫だった。また乗りたい」と満足していた。