馬場君、NTTドコモ未来絵画コンで部門最高賞に
2018年12月11日
子ども・教育
株式会社NTTドコモが主催する第17回「ドコモ未来ミュージアム~みんなの想像力が、未来をつくる」の表彰式が8日、東京都であり、奄美市立赤木名小学校3年の馬場晴也君が描いた「台風そうじき」が絵画小学3、4年生の部最高賞のドコモ未来大賞ゴールドを受賞した。審査員は、大胆な構図と力強さに繊細さを織り交ぜたタッチを称賛した。
ドコモ未来ミュージアムは日本最大級の創作絵画コンクールで、今年の応募総数14万4千点余。家族と表彰式に臨んだ馬場君は、賞状と副賞(自作品入りオリジナル記念品など)を授与された。
壇上でインタビューを受けた馬場君は「少しでも台風の被害をなくしたいと思って描いた。天気予報で見る日本地図をはっきり描くことと、台風の渦の部分に力を入れた。クレヨンで白に塗った後に雨雲を灰色と水色などを重ねた。桜を描いたのは、台風を吸ってしまえば桜が散らなくなると思ったから。台風が無くなったら、停電も無くなる」と作品に込めた思いを語った。
「絵を描くのは楽しい。今度は世界の人がたくさんいて、地球が平和な絵を描きたい。科学や技術で台風をなくす未来が来たらいいなと思う」とも話した。
審査員の城戸真亜子さん(洋画家)は「掃除機と台風を組み合わせた馬場君の独創的なアイデアと表現力が素晴らしい」と評した。