1年生になったよ マスク着脱自由、笑顔輝く 小中学校で入学式 奄美群島
2023年04月07日
子ども・教育
奄美群島各地の小、中学校で6日、入学式があった。大島教育事務所によると、群島内の今年度入学者は小学校928人、中学校955人(3月30日現在)。文科省の指針に基づき、4年ぶりにマスクの着脱が個人の判断となり、笑顔を見せて式に臨む児童も多く見られた。
奄美市名瀬の朝日小学校は群島内最多の102人(男子53人、女子49人)が入学した。真新しい制服に身を包み、胸元に名札を着けた新入生は慣れない様子で着席。吉里博之校長は「皆さんはきょうから、朝日小学校の大切な仲間。これから楽しい行事や学習を通して、光り輝く1年生になってほしい」と式辞を述べた。
児童代表の山田奏音君(6年)は「学校生活を楽しくするために、あいさつをしましょう」と呼び掛け、「分からないことがあれば、何でも聞いてくださいね」と激励した。
新入生の湯之谷幸希(さき)さんは「算数の勉強を頑張る。体育でフラフープや縄跳びをしたい」と期待を膨らませた。
大島教育事務所によると、今年度入学者がいない小学校は佐仁、篠川、薩川、伊子茂、池地、与路、秋名、尾母の8校。中学校は与路、油井の2校。
入学者が1人の小学校は知根、小湊、崎原、市、手花部、今里、名柄、西阿室、諸鈍、油井、円、山、手々、西阿木名、西阿木名小三京分校、上城の16校。中学校は名柄、阿室、池地、尾母、山、手々の6校。