サーカス体験楽しむ 体を使った技に挑戦 迫力満点のショーも鑑賞 住用小

2023年01月26日

子ども・教育

一輪車を使った迫力満点のショーを鑑賞する児童たち=25日、奄美市住用町

奄美市住用町の住用小学校(山美奈子校長、児童18人)で25日、文化庁が主催する、サーカスのワークショップが開かれた。サーカスユニット「Witty Look」が来校。児童らは迫力満点のショーや、体を使ったさまざまな体験活動を楽しんだ。

 

ワークショップは文化庁の2022年度「文化芸術による子供育成推進事業」の一環で、子どもたちに芸術への関心を高めてもらうことを目的としている。奄美大島では同校を含む3校で公演。この日は住用中の生徒や住用へき地保育所の園児、保護者・地域住民なども来場し、サーカスを鑑賞した。

 

ショーでは同ユニットが一輪車を使ったパフォーマンスを披露。コミカルな演出で次々と大技を繰り出し、会場を盛り上げた。サーカスの特徴やクラウン(道化師)の役割などに関する説明もあった。

 

ワークショップでは、児童らがサーカスの動きを体験。歯ブラシを使ったジャグリングや、クジャクの羽を指に乗せるバランス技などに挑戦した。ペアで行う技もあり、児童らは体の感覚を使って相手の動きを読み取りながら、互いにコミュニケーションを図った。

 

1年生の橋口功君(7)は「サーカスを見るのは初めて。一輪車で縄跳びをしていたのがすごかった。(体験では)棒を二人組で持つのが楽しかった」と話した。

 

同ユニットメンバーのCHEEKY!さんは「表現の自由や、自分の心掛け次第で何でも楽しくできるということを伝えられたら」と語った。