万華鏡作り楽しむ 田中一村記念美術館

2019年07月21日

子ども・教育

 万華鏡作りを体験する児童ら=20日、奄美市笠利町

万華鏡作りを体験する児童ら=20日、奄美市笠利町

 奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館は20日、同パーク内で小学生を対象に万華鏡を作るワークショップを開いた。市内外の児童20人とその保護者らがものづくりを体験し、鏡の反射によって模様が変化する万華鏡を楽しんだ。

 

 講師は同館の前野耕一学芸専門員(50)が務めた。児童らはテープやはさみを使い、横2㌢、縦20㌢ほどの細長い鏡3枚の鏡面を内側に向けて張り合わせて三角柱の形にした。それを厚紙でできた筒の中に入れ、筒の一方の端にビーズなどの飾りで模様の仕掛けを作り、万華鏡を完成させた。

 

 万華鏡を初めて作ったという大勝小学4年の髙優一郎君(9)=龍郷町=は「青や黄色の飾りの中に1個だけ入れた数字の8の形の飾りが、たくさん見えてびっくりした。きれいにできたので家でじいちゃんに見せたい」と話した。