合同大運動会にぎわう 名音小・名音集落
2020年09月21日
子ども・教育
大和村の名音小学校(福和人校長、児童14人)は20日、名音集落と合同大運動会を開いた。新型コロナウイルス感染予防のため、午前中のみの開催。あいにくの雨となったが、児童は紅白、地域住民は集落上手と下手対抗で計18種目に汗を流し、グラウンドに元気な声を響かせた。
児童は泥だらけになりながら短距離走や大玉転がし、リレーなどで日頃の練習の成果を発揮。地域住民も輪入れや水入れなど笑いを交えたプレーで会場を盛り上げ、最後は参加者全員で八月踊りを歌い踊って締めくくった。
赤組団長で4年生の勝山葵君(10)は「雨は降ったけど優勝できてうれしい。大玉転がしが楽しかった」、白組団長で6年生の重田好華さん(11)は「リレーは最後に追い抜くことができた。(競技は)負けてしまったけど思い出に残る運動会になってよかった」と話した。
応援席で子どもたちを見守っていた敬老会「むつみ会」の勝島常雄会長(67)は「コロナに負けず元気に走り回る子どもたちの姿を見て頼もしく思う」と目を細めた。