子どもら英語と科学原理同時に楽しむ

2019年08月08日

子ども・教育

オール海さん(右)の説明に聞き入る参加者=7日、奄美市名瀬公民館

オール海さん(右)の説明に聞き入る参加者=7日、奄美市名瀬公民館

 工作講座「英語DEアート&テクノロジー」(NPO法人アマミーナ青少年チーム主催)は5~7日、奄美市名瀬公民館であった。3日間で未就学児―中学生延べ70人余りが参加。英語環境下での工作を通して、英語と科学の原理を同時に学んだ。

 

 同法人は2012年から毎年、英語を使った交流イベントを企画している。本年度は2回目で、3日間に分けて割り箸やゴムなど身近な材料を使った物作りを楽しんだ。講師はカリフォルニア大学でコンピューターと認知科学(ロボット工学)を専攻するオール海(かい)さん(21)が務めた。

 

 7日午前は弓矢の原理を応用した「簡単安全クロスボー(ダーツ)」作りに挑戦。参加者は、オールさんの英語による作り方説明を見て聞き、大人の助けを借りながら工作。約2時間かけて完成させると、クロスボーを使った的当てゲームを楽しんだ。

 

 参加した山名功竜君(10)=名瀬小5年=は「分からない英語もあり、作るのも難しかったが、完成させることができ、楽しかった」と満足していた。

 

 同日午後には、初日に定員オーバーで参加できなかった人を対象に、再度輪ゴムで走るレーシングカー作り講座が行われた。