待ちに待った夏休み 小中高で終業式、リモートも 期待に胸を膨らます 奄美群島

2022年07月21日

子ども・教育

夏休みを迎え、楽しそうに下校する児童ら=20日、奄美市名瀬

奄美群島各地の小中高校で20日、1学期の終業式が行われた。新型コロナウイルスの影響が長期化する中、式を通常実施した学校やリモートで行った学校など対応が分かれた。児童生徒らは1学期を振り返り、夏休みに向けて期待に胸を膨らませた。

 

奄美市立名瀬小学校(上村英樹校長、児童327人)は、新型コロナ感染対策のため、児童らが各教室から出席するリモート終業式。上村校長が画面越しにあいさつしたほか、2年生3人が1学期に頑張ったことなどを発表した。

 

終業式後、待ちに待った夏休みを迎えた児童らは、友だちと楽しそうに話しながら下校。6年生の森虎珀君(12)とリージャン・サプコタ君(同)は「野球の九州大会で頑張ってヒットを打ちたい」「サッカーの県大会で点をいっぱい決めたい」と夏休み中のスポーツ少年団活動に向け意気込んだ。

 

5年生の小川愛子さん(10)は「家族と海に行ったり、友だちと遊んだりしたい。宿題は1日に2、3個ずつ終わらせたい」と笑顔で話した。