朝日中、名瀬中が金賞 武田さん(名瀬中)が個人賞 南九州小編成吹奏楽コン

2023年08月15日

子ども・教育

金賞を受賞した名瀬中。きらめき賞を受賞した名瀬中の武田琥次朗(前列右)=11日、熊本県玉名市(提供写真)

第19回南九州小編成吹奏楽コンテストは11日、熊本県の玉名市民会館であった。奄美群島からは奄美市の名瀬中学校と朝日中学校、与論町の与論高校が出場。名瀬中と朝日中は金賞、与論高は銅賞を受賞した。個人では名瀬中の武田琥次朗さん(3年)がパーカッションできらめき賞を受賞した。

 

3校は先月鹿児島市で開かれた第68回県吹奏楽コンクールでそれぞれ金賞を受賞し、南九州小編成吹奏楽コンテストの県代表に選ばれた。ところが、本番を目前に台風6号が奄美地方に接近。海や空の便の乱れにより一時出場が危ぶまれたが、3校とも10日夜までに無事会場に到着した。

 

コンテストには、大分、宮崎、熊本、鹿児島、沖縄の5県から中学校、高校の両部門に計24団体がエントリー。鹿児島県からは中高6団体7校が出場した。

 

朝日中吹奏楽部の平野歩海部長(3年)は「台風で練習が足りなかったが、みんなが団結して頑張った。気持ちよく演奏できてとても楽しかった」と振り返った。きらめき賞を受賞した名瀬中の武田さんは「楽器は他校に借りたので慣れるのが大変だったが、その楽器なりの良い音を響かせることができた。(受賞できて)うれしい」と喜んだ。

金賞を受賞した朝日中=11日、熊本県玉名市(提供写真)