街歩きで英語に親しむ 児童が実践、海外交流も 瀬戸内町イングリッシュキャンプ

2022年08月12日

子ども・教育

コレニーさん(左)に英語で品物の値段などを尋ねる児童ら=9日、瀬戸内町古仁屋

瀬戸内町教育委員会主催の英語教室「サマータイム イングリッシュ デイ キャンプ」の2022年度最終回が9日、同町古仁屋であった。講師は同町ALT(外国語指導助手)で米国出身のチャック・コレニーさん(36)。町内の小学5、6年生15人が参加し、2~9日全3回の講座で楽しく英語を学んだ。

 

夏休み中に英語に親しんでもらおうと町教委が企画し、今年で3年目。初回と2回目の講座では、児童らが奄美の魅力を伝える表現などを学んだほか、海外とのオンライン交流を楽しんだ。

 

最終回の9日、児童らは街歩きを通して日常で役立つ英会話を実践。地域の食料品店などを巡り、ボランティアスタッフらに英語を使って品物の値段を尋ねたり、道案内をしたりとコミュニケーション力を磨いた。宝探しゲームも同時に行われ、児童らは街の中に隠されたカードを集めて英語の質問に答えた。

 

阿木名小5年の山田日彩(ひいろ)さん(11)は「楽しく英語を勉強できた。最初の頃よりすらすら話せるようになったので、使ってみたい」と感想を話した。

 

コレニーさんは「世界と交流するツールとして英語に親しみ、会話を楽しんでもらえたら」と笑顔で語った。