県・集落活性化推進地域会議
2019年09月05日
政治・行政
中山間地域等集落活性化推進地域会議(県大島支庁主催)が4日、奄美市名瀬の県立奄美図書館であった。大島地区の行政担当者、地域おこし協力隊、NPO法人関係者ら42人が出席し、地域の実情に即した活性化策について情報を共有した。
会議では一般社団法人鹿児島天文館総合研究所Ten‐Labの永山由高理事長(36)が、日置市湯之元地区や垂水市海潟地区でのイベント企画や、ゆるキャラ開発などに携わった経験を基に講話した。永山さんは集落活性化へ向け「地域の皆さんがやりたいことを語り合える場が必要」と指摘。住民自身が地域の現状を把握し、物事に優先順位を付けた上で「自分たちにできることから小さく始めることが、取り組みの持続可能性を高める」とアドバイスした。
講話後は県が取り組む地域のリーダー人材育成や空き家対策などの事業説明もあった。