ネコ対策事業で3町連携/世界自然遺産登録へ徳之島

2016年03月23日

政治・行政

山中で捕獲されて飼育中のノネコ=22日、天城町

山中で捕獲されて飼育中のノネコ=22日、天城町

 徳之島3町ネコ対策協議会(事務局・徳之島町住民生活課)は2016年度、「『奄美・琉球』世界自然遺産登録へ向けたネコ対策事業」を実施する。遺産登録への喫緊の課題とされる山中で野生化した猫(ノネコ)による希少な野生生物の捕食被害の防止を図るために、島内の野良猫と飼い猫計600匹に不妊手術を行うとともに、捕獲したノネコを新しい飼い主に譲渡する体制づくりを進める。同協議会は「徳之島で野生生物と猫が共生するモデルケースをつくりたい」としている。