世界遺産見据えて接遇研修

2014年06月14日

政治・行政

あいさつや誘導方法など来客時の対応を学んだ接遇マナー研修=13日、奄美市名瀬

あいさつや誘導方法など来客時の対応を学んだ接遇マナー研修=13日、奄美市名瀬

 2014年度地域おもてなし力充実人材育成事業の接遇マナー研修が13日、奄美市名瀬のAiAiひろばであった。「ぐーんと奄美」(奄美群島観光物産協会)が主催。島内の宿泊施設や飲食業など接客業従事者ら約30人が参加し、敬語の使い方やおじぎの仕方などおもてなしの基本を確認した。
 研修は世界自然遺産登録に備えて、奄美群島の魅力をPRできる人材育成を目的に開催した。島内在住のマナー講師・大司千草さんから、あいさつや名刺交換などロールプレイングを交えながら接客の基本事項を復習した。
 大司さんは「近年、インターネットの口コミサイトなどの普及で顧客の求めるレベルが高くなっている」と指摘。「当たり前のことができても感動は生まれない。顧客満足度120%のおもてなしが求められる」と基本を押さえたうえで、「独自のおもてなし力を磨くように」とアドバイスした。