仕事始め式で朝山奄美市長「新しいスタートの年」

2019年01月05日

政治・行政

朝山市長の訓示に耳を傾ける職員ら=4日、奄美市役所

朝山市長の訓示に耳を傾ける職員ら=4日、奄美市役所

 奄美群島の官公庁や一部の民間事業所は4日が2019年の仕事始め。各職場では職員らが互いに新年のあいさつを交わし、決意新たに業務を開始した。2月の市役所新庁舎開庁を予定している奄美市では朝山毅市長が職員約200人を前に「新しいスタートを切る年。市民の注目を集めることを自覚し、各種事業の執行に努めてほしい」と激励した。

 

 同市役所の仕事始め式は午前10時に始まった。朝山市長は5月からの新元号に触れて「歴史をつくる私たちが一堂に会し、抱負を語り合うことに責任を重く感じる」と平成最後の仕事始め式にあらためて思いを寄せた。

 

 新庁舎の移転準備、世界自然遺産登録への再挑戦、本年度末で期限切れを迎える奄美群島振興開発特別措置法の延長実現など近く予定される動きに期待を寄せながら、「奄美群島、奄美市が内外で新しいスタートを切る年になる」と強調。

 

 さらに年度の第四半期を迎えるに当たり「よりよい結果や財源を生み、市民にサービスが行き届くためにも大切な時期。一人一人が意識を高め、市民の負託に応えるよう努力を」と呼び掛けた。