奄美市長に朝山氏3選=投票率は過去最低

2017年11月20日

政治・行政

早々と当確を決め、万歳三唱で喜ぶ朝山毅氏(中央)=19日午後8時45分ごろ、奄美市名瀬の選挙事務所

早々と当確を決め、万歳三唱で喜ぶ朝山毅氏(中央)=19日午後8時45分ごろ、奄美市名瀬の選挙事務所

 任期満了に伴う奄美市長選挙は19日、市内33カ所で投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の朝山毅氏(70)が1万3264票を獲得し、無所属新人で元看護師の荒田まゆみ氏(69)に9493票の大差をつけ3選を果たした。朝山氏は自民、公明両党の推薦を得て組織型選挙を展開。市民団体を核に草の根運動を繰り広げた荒田氏を退けた。今回は8年ぶりの選挙戦となったが、有権者の関心は終始低調で盛り上がりに欠けた。投票率は48・06%で前々回(2009年)を24・64下回り、過去最低だった。