対空、対艦ミサイル公開/陸自西部方面隊

2014年11月16日

政治・行政

報道機関に公開された地対空誘導弾「ホーク」(公開地・奄美市名瀬)=15日

報道機関に公開された地対空誘導弾「ホーク」(公開地・奄美市名瀬)=15日

 陸上自衛隊西部方面隊は15日、奄美大島で訓練を展開している地対空誘導弾部隊や地対艦ミサイル部隊などの装備を報道機関に公開した。同方面隊は詳細を明らかにしていないが、これらは防衛省が奄美大島に配備を計画している防空、対艦装備と同様の役割を果たす設備とみられる。防衛省は奄美大島へのミサイル部隊配備の目的を「南西諸島防衛空白域の解消」と説明しており、ミサイルや発射設備の報道公開で南西諸島防衛ラインでの奄美の重要性が強調された形だ。